あがり症でも『営業』がうまくいく3つのコツとは?
「あがり症なので、お客さんの前に立つと緊張する・・・」
「1対1の対面営業はなれてきたけど、やっぱり失敗する事が多い・・・」
大勢の人の前に出てスピーチをすることは苦手でも、1対1の対面での営業の場合は、あがり症の人でも、長く経験していくにつれ、ソツなくこなせるようになる人もいます。
ただ、中にはやっぱり、お客さんの前に出ると緊張して、うまく営業できないという人もいるんですよね。
では、営業がうまくいかない時、どうすれば良いのか?
実は、コツがあるんです。
ということで、この記事では、あがり症の人でも営業がうまくいく3つのコツをご紹介します。
本題に入る前に雑談で場を和ませる
対面で営業する場合、いきなり本題に入る前にちょっとだけ雑談をします。
雑談をすることで、場が和み、相手の警戒心も無くなるので、商談をスムーズにすすめることが出来るのです。
雑談の内容ですが、何でも良いです。
例えば、事前に訪問先のホームページを見て会社の情報をチェックしておいたり、訪問先までの道すがら、気になる施設や店舗をネタに話すのもいいですね。
訪問先の社内の様子を見ながら、
「若い人が多いので、活気がありますね。」
みたいに雑談してもいいでしょう。
特にネタが無いと思ったら、天気をネタに雑談を広げるのもありです。
「最近暖かくなりましたね。」
「台風が近づいているようですね。」
こんなふうに、お天気ネタは、誰もが気になる話題です。
また、相手が思わず話さずにはいられないネタというのがあります。
それは、『地元ネタ』です。
相手の方が福岡であれば、
「僕は出張に行くと、かならず屋台に行くんですよ。楽しいですよね。」
こんなことを話すと、相手の方も悪い気がしませんし、新しい情報を話してくれる可能性もありますよね。
相手の話をよく聞き、あいづちを打ち、メモをとる
雑談や商談中に、相手の方が話ししている時は、相槌を打ったり、メモをとるようにしましょう。
相槌を打つということは、
「私はあなたの話を聞いています。」
という意思表示です。
相手の方も、
「ちゃんと私の話を聞いているんだな。」
と思ってくれるんです。
また、相手の話し中にメモをとる仕草をすれば、相手の方は、あなたに対して真面目さと真摯さを感じてくれるようになり、色々と話してくれるようになります。
中には、相手の方の話の腰を折って、自分の話をする人もいますが、それはやめておきましょう。
『出来る営業マンは聞き上手』と言いますからね。
時間をとってくれた相手に感謝と気遣いを伝える
わざわざ、時間をとってあなたの話を聞いてくれた相手に、感謝と気遣いを忘れないようにして、きちんと伝えるようにしましょう。
伝えるチャンスは、商談の始める前と、終わった後です。
中には、
「そんなこと言われなくてもわかってるから、わざわざ言わなくてもいいだろう・・・」
と思う人もいるでしょうが、相手の方も言われて悪い気はしません。
- 貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
- またお目にかかれることを楽しみにしています。
- ご一緒できて光栄です。
- ご活躍、かねがね伺っております。
使い古された言葉ではありますが、言われて悪い気はしないんです。
あなたの感謝の気持ちをしっかりと伝えておきましょうね。
まとめ
この記事では、あがり症の人でも営業がうまくいく3つのコツをご紹介しました。
あがり症の人の中には、
「営業だからたくさん話さないと・・・」
と考えてしまう人もいますが、営業職だからこそ、相手に話をよく聞くようにしましょう。
そして最後に、相手への感謝と気遣いを伝えることが重要です。
「あがり症だから、営業が苦手だ・・・」
と思っているのなら、今回ご紹介したコツを参考にしてくださいね。