腹式呼吸で声が震えない方法とは?
「腹式呼吸で声が震えない方法を教えて下さい。」
あがり症の方の中には、声が震えるのを何とかしたい!と思っている方が多くいます。
声が震えるのを解決したいと思ったら、「腹式呼吸」がおすすめです。
腹式呼吸は体の中に空気を多く取り入れるため、声が震える原因にもなる「緊張」を解きほぐすことができるし、発声も整えることができます。
でも、腹式呼吸の方法が分からない方も多いでしょう。
そこで、この記事では、声が震えないための腹式呼吸の方法をご紹介します。
腹式呼吸の方法
腹式呼吸を行う姿勢は、背筋を伸ばします。
立ちながら行うのが辛い場合は、仰向けで横になったままで行っても良いです。
お腹に手を置いて行います。
鼻からゆっくりと息を吸います。
おへその下(丹田の位置)に空気を溜めていくイメージでお腹を膨らませます。
息を吐くときは、口からゆっくり吐きます。体の中にある空気を出し切るイメージで行います。
吸うときの倍ぐらいの時間を掛けるように息をゆっくりと吐いていきます。
うまくできない場合は、口をすぼめて「ふー」を息を吹きかけるイメージで、体の中の空気を出すようにしてみましょう。
目安として、1日10回〜20回ほど、無理なく続けてみましょう。
リラックス効果
腹式呼吸を行うと、深い呼吸ができるようになります。
深い呼吸は、緊張や興奮している自律神経を、リラックスしている状態に整えることができる効果があります。
自分の神経が落ち着かない。緊張や興風していて、いつものパフォーマンスを発揮できない。と思ったら、腹式呼吸で、自分の自律神経を落ち着かせるようにしてみましょう。
震える声を整える
腹式呼吸を行うことで、空気を体に巡らせることができるので、自分から発声する声を整えることができ、声が震えにくくなります。
声が震える主な原因として、緊張のため、体がこわばり、それが声帯に影響し、声が震えるようになる、というものです。
そのため、深い呼吸を何度か繰り返すことで、体の緊張が解け、空気を大量に放出できるようになり、声帯も整えることができ、発声も強くなり、声が震えにくくなるということに繋がります。
まとめ
この記事では、声が震えないための腹式呼吸の方法とその効果をご紹介しました。
緊張しやすい、声が震えてしまう、など、大事な場面で、緊張を解きほぐしたい、声の震えを抑えたいと思っている方は、ぜひ、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
また、腹式呼吸は、1日何度も行うことでも効果があるし、続けていくことで、体にも良い影響を与えることができます。
少しずつ無理なく続けていきましょう。