あがり症が原因で自分が嫌われたり子供がいじめにあったりしないか不安な方へ
実は、私の知り合いの方がこんな悩みを告白していました。
彼女
「今度、学校のPTAの会合で司会をすることになったんだけど、私あがり症なの・・・
メチャクチャ緊張してるんだよね・・・。
もし、失敗して、周りの父兄やママ友から嫌われたり、それが原因で子供がいじめに会わないか、すごく不安なんだけど・・・・」
たしかに、よくわかります。
この方は、二人のお子さんを持つママさんで、とても『あがり症』なんです。人前で話すことをかなり苦手とされています。
それなのに、今度、学校のPTAの会合で司会をすることになったわけで、PTAには、よく知っているママ友の他にも、全然話したことがない人や、中には近寄りがたい方もいるようです。
しかも、今回は出席する人数も20人ほどと、いつもより結構多めです。
でも、彼女が抱えている心配は、無用な心配、取り越し苦労ってやつです。
なぜ、無用な心配、取り越し苦労なのか?
ということで、この記事では、私が彼女に伝えたことと合わせて、なぜ、取り越し苦労なのか、その理由をお伝えしていきます。
あがり症だからといって、嫌われたり、子供がいじめに合ったりすることは無い
私
「まずさ、君がPTAの会合の司会ぶりが、緊張している事がわかったとしても、誰も君のことを嫌ったりしないし、そもそも、印象には残らないよ。
だから、それが原因で子供がいじめにあったりすることは無いから。」
彼女
「そうかなぁ・・・気にしすぎ?」
PTAの会合って、普通の人は印象に残らないです。
基本的にPTAの会合に出ている人は、
「何事もなく早く終わらないかな・・・」
と考えます。
なので、もしあなたが緊張して、その司会ぶりに表れたとしても、
「この人、結構緊張しているみたいだな・・・」
と、思われるぐらいです。
逆に、その緊張ぶりに
「私もあんな感じに緊張しちゃうかも・・・」
と共感を感じる人も出てくる可能性もありますので、嫌われるよりも、共感から好感を持つ人が出てくるほうが多いでしょう。
好感を持つ人が多くいると思いますので、それが原因で子供がいじめられることは、考えられないのです。
目標設定をメチャクチャ下げておく
私
「何でも完璧に終わらそうと思わないで、目標を下げておけば気が楽になるし、緊張も少しは緩和されるよ。
例えば、PTAの会合をまずは終わらせること。
これを目標にしておけば、もし会合が失敗しても、メチャクチャ話を噛みまくったとしても、とりあえず終われば目標達成にしておけば良いんじゃない。」
彼女
「たしかに、よくも悪くも、終わらせることを目標にすれば、私にも簡単にできそうな気がするわね。会合なんて進めれば勝手に終わるからね。」
いつも緊張しやすい人は、『目標が高い』という特徴があります。
「PTAの会合を時間内に終わらせないといけない。」
「出席者みなさんに、発言を求めないといけない。」
「すべてにおいて、そつなく進めないといけない。」
ただ、あまりにも目標が高いと、本当に達成出来るかどうか不安になり、その不安が緊張につながってしまうわけです。
ですので、余計な緊張をしないためにも、『目標設定を低めに設定しておくこと』がいいのです。
「PTAの会合がとりあえず終わること。」
正直、PTAの会合は時間が来れば勝手に終わりますから、誰でも達成出来るんですけどね。
目標設定を下げておくと、気持ちが楽になり気持ちに余裕が出てきますので、余計な緊張も緩和されるようになります。
まとめ
この記事では、あがり症が原因で自分が嫌われたり子供がいじめにあったりしないか不安な方へ、
そんな不安を抱えていた私の知り合いに、私が伝えたアドバイスを記事にしました。
私
「結局、気にしすぎってこと。PTAの会合なんかで、あなたが嫌われたり、子供がいじめられたりすることは無いよ。」
彼女
「そうね、ちょっと気にしすぎだったわね。」
私のアドバイスによって、彼女は気持ちが楽になったようでした。
そして後日、例のPTA会合のことを聞いたところ・・・
彼女
「結局、あの会の司会なんて名ばかりなの。
だって私が、『それじゃPTAの会合を始めて行きたいと思います。』って言った瞬間に、お局様っぽい人が、べらべら話し始めて、それでおしまいだったもん。
結局、私がやったことって、開始の合図だけなのよ。」
私
「何事もなくPTAの会合が終わってよかったじゃん。」
とりあえず、無事に終わってよかったということですね。
こんな感じに、取り越し苦労に終わることもありますので、PTAの会合で司会と頼まれた・・・というような余計な不安を抱えて緊張してしまうという方は、
私が彼女にしたアドバイスをもとに、緊張を和らげてくださいね。