グループディスカッションを『あがり症』の人でも乗り切る方法とは?
「あがり症なので、討論に参加できずに終わってしまうことが多い・・・」
「自分の意見を言おうとすると、見当外れのことを話してしまうかもって考えて、言えずじまい・・・」
あがり症の人の中では、グループディスカッションを苦手と考えている人が多くいます。
自分の意見を言う。
相手の意見を汲み取って発言する。
グループで導き出した結論を発表する。
・・・など、グループディスカッションって、あがり症の人が苦手としていることを、実践しなければいけません。
これが、社内での会議であれば、適当に受け流して会議に参加したふりでも済むんですが、就職活動の一環や、会社の採用試験に取り入れられている場合は、そうもいきません。
発言し、発表しなければ、会社に採用されないわけです。
でも、あがり症の方でも、グループディスカッションを乗り切るためのコツはあります。
ということで、この記事では、グループディスカッションを『あがり症』の人でも乗り切る方法をご紹介します。
緊張は自分をよく見せたいと思う表れ
グループ内部で、自分をよく見せたいとか、面接官に自分をアピールしたいとか、
グループディスカッションで緊張する人は、自分をよく見せたいという思いがあり、無意識のうちに身構えてしまい、緊張してしまうのです。
しかし、緊張してしまうと、いつもの自分のパフォーマンを発揮できずに終わることが多いので、緊張を取るようにしましょう。
実は、この緊張は、体にチカラが入っているから緊張しているのです。
自分をよく見せたいという思いから、無意識のうちに身構えてしまい、それが原因で体に余計なチカラが入り、緊張するわけです。
ですので、緊張を解くには、体のチカラを抜くようにしましょう。
グループディスカッションの前に「緊張しそうだな・・・」と思ったら、肩にぐっとチカラを入れて、ストンと落としてください。これを2〜3回繰り返すと、肩の周りが楽になり、緊張がほぐれてきます。
また、じっとしていると体がこわばってくるので、ゆるされる状況ならば、少し歩き回るようにしましょう。歩き回ることで緊張がほぐれてきます。
もう一つ、隣の人と雑談してみましょう。
「グループディスカッションってちょっと緊張しますよね。」
「そうですよね。私もそう思ってました。」
隣の人と雑談をしながら気持ちを共有することで、心もほぐれてきます。もしかすると、グループディスカッションのとき同じグループに入ったら、強力なパートナーになるかもしれませんね。
体がほぐれたら、後はグループディスカッションに望んでください。
その時も、必要以上に自分のチカラを見せようとせず、いつもの普段どおりの自分で望むようにしましょう。
他の人と意見がぶつかってしまった時のコツ
あがり症の人の中には、自分が考えた意見が、他の人とぶつかってしまった場合、自分の発言をやめてしまうか、それとも、こんなふうに言ってしまう人がいます。
「あっ・・・〇〇さんと同じ意見です・・・」
でも、これだけだと、ちょっともったいないです。
意見がぶつかっても、せっかくですから、自分の意見として発言するようにしてみましょう。
「〇〇さんと同じ趣旨の意見ですが、私の場合は・・・・だと思います。」
こんなふうに、「同じ趣旨」と前置きしておきながら、主語を「私」とすることで、意見がぶつかったとしても、私の発言として話すことができますし、
聞いている人も、〇〇さんの意見を繰り返している・・・という印象よりも、貴方の意見として再度聞く形になります。
是非試してみてください。
まとめ
この記事では、グループディスカッションを『あがり症』の人でも乗り切る方法をご紹介しました。
グループディスカッションは、色んな場面で出てきます。
会社の会議や打ち合わせも、ある意味グループディスカッションですし、最近は会社の採用試験にグループディスカッションを取り入れている企業も多くありますので、グループディスカッションのコツを覚えておくだけでも損はないですね。
「あがり症だから・・・」
と引っ込み思案になり、何も発言しないのはもったいないです。
ぜひ、今回ご紹介したグループディスカッションのコツを実践してみて、緊張せずに自分の意見を発言してくださいね。