緊張で心臓がバクバクする場合の対処法3選
「緊張で、心臓がバクバクします!」
あがり症の方の中には、いざという場面で緊張のため、心臓がバクバクと言い始める方がいます。
気持ちでも緊張して、体も心臓がバクバク言うのは、とてもじゃないが耐えられませんよね。
でも、しっかりと対処すれば、心臓のバクバクも抑えられ、緊張もほぐれます。
そこで、この記事では、
緊張で心臓がバクバクする場合の対処法を3つご紹介していきます。
気持ちを楽にする考え方
緊張で心臓がバクバク・・・・
やばい、緊張で気持ちが持ちそうにない・・・
・・・と、思うといざという時に何もできなくなります。
そこで、「気持ちを楽にする考え方」で、今までネガティブな方向に考えていたことを、ポジティブな方向に変えてみましょう。
「緊張で心臓がバクバク」
ではなく、
「本番を前に興奮でワクワクしてきた!」
と考えて見ましょう。
実は、緊張と興奮は脳の働きが、ほぼ同じです。
ですので、あなたが緊張と感じていることも、興奮と感じている可能性がありますし、
実際に、緊張を「興奮」や「楽しみ」と、あなたの頭の中で置き換えて見ると良いでしょう。
このような意識を変えることで、緊張が和らぎます。
また、最悪のシナリオも想定しておきましょう。
「失敗しても命まで取られるわけじゃない。」こう考えることで、気が楽になります。
もし、この緊張を共に感じている仲間がいるのであれば、
「この緊張は自分だけじゃない!」と考え、気持ちを共有してみましょう。
緊張するのは自分だけじゃなく、仲間も同じだと感じ、この気持ちを共有することで、緊張がほぐれていきます。
深呼吸などをしてリラックスする
緊張で心臓がバクバク・・・こういう場合、手っ取り早く落ち着かせる方法のひとつとして、深呼吸が効果的です。
4秒かけて鼻から息を吸い、4秒間息を止めます。
その後、8秒かけて口からゆっくりと息を吐く。
これを続けることで、副交感神経が働き、心拍数が落ち着きます。
緊張して、心臓がバクバクしてきたというときは、このような深呼吸の方法を試すことで、次第に心拍数が落ち着き、過剰な「バクバク」も落ち着いていきます。
また、長く息を吐くことで、自律神経も整うので、気持ちも落ち着いていきます。
それと、深呼吸以外にも体をリラックスさせる方法があります。
本来はストレッチができればよいですが、簡単にストレッチができない場面では、難しいですよね。
そういうときに、簡単にできる方法があります。
手や足にチカラをギュッと入れます。
その後に、チカラを抜きます。
これは、筋弛緩法と言われる方法です。
この方法を行うことで、体の緊張を和らげ心拍数を下げる効果があります。
手と足のチカラを入れるだけで行えるので、座った状態でも簡単にできる方法です。
運動(軽いジョギングやストレッチ)
実際に体を動かせるのであれば、軽いジョギングやストレッチを行うと良いでしょう。
実は、普段から運動をしていると、緊張しにくい体になります。
また、人の前で発表する機会があるときに、その日が迫ってきて「緊張」している人は、その前日などで軽い運動やストレッチを行うことで、身体的な緊張をほぐすことができます。
軽く流す程度のジョギングや、ストレッチをすることで、体の緊張がほぐすことができます。
それに、運動の後のシャワーで体をスッキリさせることができれば、緊張もほぼ無くなるでしょう。
「いざという場面で緊張しやすい!」
と感じている方は、普段からジョギングや、寝る前、おきた後のストレッチを心がけることで、緊張しにくい体作りをすることができるでしょう。
まとめ
この記事では、
緊張で心臓がバクバクする場合の対処法を3つご紹介しました。
本番の前に行える気持ちの切り替えや呼吸法。また、普段から緊張しにくい体つくりをすることで、
いざという時に、過度な緊張をせずに、本番に100%のチカラを発揮できるようになるでしょう。
気持ちの切り替え方や呼吸法は、誰でもできることですので、すぐにでも取り入れてみてください。
それと、普段からの運動は、面倒で続ける方も少ないと思います。でも、軽めの運動でも良いので体を動かすことで、実際に緊張がほぐれる効果があるので、ぜひ続けてみてくださいね。