あがり症で泣いてしまう人のための『あがらない方法』とは?
「大事な場面が近づいてくると泣いてしまいます・・・」
「出番が近づいてくると涙が出てしまう・・・」
あがり症の人の中には、過度な緊張によって泣いてしまう人がいます。
大事なスピーチの順番が近づいてくる時や、人生を決める面接の時間が近づいてくると、涙が出てしまうわけです。
悲しくないのに涙が出てしまうので、見ている人によっては、
「この人、大丈夫かなぁ〜」
と心配されてしまいます。また、周りの人が不安そうな顔で見られていることを知ってしまうと、それを隠そうと余計に緊張してしまい、泣くことがやめられなくなってしまうわけです。
しかし、ある方法を使うことで、大事な場面でも『あがらない方法』があります。
この方法を使うと、泣いてしまうという人でも涙が抑えられ、自分が持てる最高のパフォーマンスを発揮できるわけです。
ということで、この記事では、あがり症で泣いてしまう人のための『あがらない方法』をご紹介します。
あがり症で泣いてしまう人のための『あがらない方法』とは?
人間の体の中には、心のバランスを整える脳内物質があります。
それが、セロトニンと言われる物質です。
大事な場面であがりやすい、あがると緊張するだけでなく、涙まで出てしまうという人は、セロトニンが不足している可能性があります。
また、セロトニンが不足すると、あがりやすくなるだけでなく、うつ病や不眠症になりやすいと言われています。
つまり、セロトニンを増やすことで心のバランスを整え、あがりやすい体質を変えることで、あがるときの涙も抑えられるというわけです。
脳内物質のセロトニンを増やすには?
実は、生活習慣を見直すことで、セロトニンを活性化させ増やすことができます。
ここで、朝起きてからどんな行動を取るとセロトニンを増やすことが出来るのか、参考例をご紹介しますね。
朝起きて太陽の光を浴びる
朝起きて日光を浴びるとセロトニンが活性化します。規則正しい生活は脳内物質にも良い影響をあたえるんですね。
朝ごはんはバランス良く食べる
赤身の魚や肉類、乳製品、ナッツ類などバランスよく食べることで、セロトニンの分泌を促すことができます。
朝ごはんに焼き魚、味噌汁、牛乳にヨーグルトの組み合わせは、セロトニンを増やすことが出来る組み合わせですね。
朝ごはんはよ〜く噛んでたべる
時間がないからと、急いでかっこんで食べる人がいますが、それだとセロトニンは出ません。日頃から、よく噛んで食事をすることでセロトニンの分泌を促しましょう。
スポーツ選手が本番前に自分を落ち着かせるためにガムを食べる人がいますが、そういう人も、よく噛みセロトニンの分泌を促し、自分を落ち着かせるわけです。
朝に軽い運動
ウォーキングやダンスなど、適度な運動はセロトニンを増やすことができます。
朝起きてからウォーキングを行うと、太陽の光を浴びる+ウォーキングでセロトニンを増やす環境が整いますね。
深い呼吸をする
深く呼吸をすることでセロトニンの分泌を促します。
深い呼吸にはリラックス効果もあります。
朝起きて、外を散歩しながらゆっくりと呼吸をするだけでもセロトニンを増やすことができますね。
セロトニンが不足しているかチェックする方法とは?
『人前であがらずに話せる方法』という本にセロトニンが不足しているかチェックする方法がありますので、ご紹介します。
これを見て、セロトニンが不足していると感じたら、生活習慣の改善に取り組んだほうが良いですね。
- 緊張しやすい
- 寝付きが悪い、夜中によく目が覚める
- 頭痛、生理痛がある
- 疲れやすい
- 顔のたるみが気になる。
- 猫背である。
- イライラすることが多い。
- たくさん食べても満足できない。
- 太り気味。
- 定期的に運動をしていない。
- 何をするにも億劫(おっくう)だ。
- 朝食を食べないことが多い。
※5個以上当てはまる方は要注意!
引用〜人前であがらずに話せる方法〜172ページ
まとめ
この記事では、あがり症で泣いてしまう人のための『あがらない方法』をご紹介しました。
緊張しすぎて泣いてしまうひとは、体の中のセロトニンが不足している可能性があります。
そういう方は、自分の生活を見直したほうが良いですね。
今回ご紹介した方法で、自分の生活を見直して、体の中のセロトニンを増やし緊張しやすい体質を改善するようにしましょうね。