あがり症をを改善するための対策、克服方法３選
「あがり症を改善するための対策や克服方法を教えて下さい！」
大切なプレゼンや発表会など、人前で話す機会があります。
そういうときに、あがり症の方は、大事な場面で極度の緊張してしまい、うまく話すことができなかったり、伝えたいことを伝えることができなかった、という話をよく聞きます。
あがり症でも、大事な場面では多少の緊張はあっても、しっかりと人前で話せるようになりたいですよね。
そこで、この記事では、
あがり症を改善するための対策や克服方法を３つご紹介していきますね。
意識を「自分」ではなく相手に向ける
人前に出てどうしても、あがってしまうという人は、意識が話す相手ではなく「自分」に向いている特徴があります。
例えば、プレゼンや発表会などの場で話すときに、「ちゃんと話せずに失敗してしまったら、恥ずかしい！」と、意識が自分にしか向いておらず、相手のことに意識が向いていません。
本来は、「相手に自分が伝えたいことが伝わっているか」を気にするべきです。
なぜなら、プレゼンや発表会などの場は、聞いている人に自分が伝えたいことを伝える場なのです。
そこに一番重要な要素は、「自分がうまく話せるか？」ではなく、「相手に伝えたいことを伝えることができるか？」なんです。
なので、最も意識するべきは、「相手」であって、「自分」ではありません。
「自分」がうまく話せなかったり、発表に失敗したりして、相手から笑われても、それが目的では無いんです。
「相手」に自分の考えを伝えられたか？
この１点だけに、意識を集中することで、「あがり」が多少解消されるようになります。
「失敗」を恥ではなく「成功の一歩」と考える
人前で何かを話すときにどうしても、あがってしまうという人は、失敗を恥だと考えて、「失敗したらどうしよう・・・」と不安な気持ちを抱えている方が多いです。
確かに、人前で発表する際、失敗してしまうことは「恥ずかしい」と考えている方が多くいるでしょう。
でも、「失敗」することで、人は成長していくし、「失敗」を重ねることで、それが「成功」する要素になります。
「失敗」を嫌だなと思っているのなら、
「失敗」は恥ではなく「成功の一歩」と考えてみてください。
「失敗」を重ねることで「成功」に近づくので、「失敗」も無駄ではありません。
「失敗」は恥ではなく、「成功」するために、必要な「失敗」だったと考えれば、恥ずかしいという気持ちも徐々に薄れていくようになります。
実践を積み重ねて経験を得る
人前で話すときに、あがってしまうという人は、人前で話すことに慣れていない方が多いです。
人前で話すときに、いろんなことが起こります。
自分が話したいと思ったことを遮られ、突然わからない質問を受ける場合もありますし、
自分が用意した話やネタを吹っ飛んで、頭が真っ白になることもあります。
プレゼンで見せようと思っていた資料や、発表会で公開しようと思っていた作品が、うまく機材のトラブルなどで、公開できなかったということもあるでしょう。
そうしたトラブルが発生すると、余計にあがってしまい、ますますうまく話すことができないこともあります。
こういうとき、経験を積み重ねている人だと、「こういう場合は、こんなふうに対処しよう」と自分の中で、対応方法が確立しているので、
落ち着いて対応できます。
経験が少ない方の場合は、こういった自分が考え及ばない部分にたいして、特に「不安」を感じているので、そういった要素も、あがってしまう原因にもなるでしょう。
経験を重ねることで、
「こういう場合はこんなふうに対応しよう」と、経験則が役に立つ場面あり、
落ち着いて対応することで、自分の中の気持ちも整理できて、緊張も多少解消されることになります。
まとめ
この記事では、あがり症を改善するための対策や克服方法を３つご紹介しました。
自分の意識を変えることで、「極度の緊張状態」から「多少の緊張」へと変えることができます。
少しぐらい緊張していても、聞いている方に必要なことを伝えることができれば、それで十分です。
あとは、人前で話す練習や経験を積み重ねて慣れていくことで、緊張が更に少なくなっていくでしょう。
「私はあがり症だから・・・」と諦めずに、しっかりと対策をしていくことで、人前でもうまく話すことができるようになるので、ぜひ今回ご紹介した方法を試して、そして続けていってくださいね。
